複数バージョンの mysql がそろった vagrant 環境を作ってみる

株式会社オズビジョン卜部です。

前回の記事 では、phpbrew を使った複数環境を構築しました。

前回は、php-fpm を使って、 Apache 経由で複数のバージョンが使い分けられる環境を用意しました。

今回は 複数の MySQL の環境を起動できる vagrant を用意しました。
前回の vagrant の環境構築と同様、今回も chef を使います。

【php7.2 対応】 複数バージョンの php がそろった vagrant 環境を作ってみる ver1 を実施した上で、手順の続きです。


$ cd /path/to/multi-php-ec2
$ git pull origin master
$ git submodule update
$ cd chef-repo
$ chef exec knife zero converge "name:php-multi.local.com"

vagrant ssh でログインすると
mysql 5.7 および mysql 5.6 にログインすることが確認できます。



// 5.7
$ /usr/local/lib64/mysql/5.7.20/bin/mysql -S /usr/local/lib64/mysql/5.7.20/tmp/mysql.sock

// 5.6
$ /usr/local/lib64/mysql/5.6.38/bin/mysql -S /usr/local/lib64/mysql/5.6.38/tmp/mysql.sock

【php7.2 対応】 複数バージョンの php がそろった vagrant 環境を作ってみる ver2

株式会社オズビジョン卜部です。

前回の記事 では、phpbrew を使った複数環境を構築しました。

今回は、それを踏まえて、Apache 経由で 複数の PHP をディレクトリごとに振り分けを行い、確認できる環境を用意しました。
php-fpm の soket 経由で、 VirtualDocumentRoot で分けて、確認できる状況にしています。

また、オレオレ証明書ですが、https でもアクセスできるようにしています。

php module ではないので、 Apache を複数立てたり、再起動したりする必要がなく、開発者にとっては便利な環境になっているのではないでしょうか。
今回用意した、 chef の cookbook は以下です。

以下のような環境になっています


[root@10 sites]# pwd
/var/www/sites
[root@10 sites]# ls
php-5.6.32  php-7.0.26  php-7.1.12  php-7.2.0  php-multi.local.com
[root@10 sites]# 

/var/www/sites 配下に php のバージョンのディレクトリがあり
/var/www/sites/php-7.2.0/ の配下に任意のディレクトリを設置し
/var/www/sites/php-7.2.0/test の配下に public ディレクトリを作成することで DocumentRoot として HTTP 経由でアクセスができます。

chef で新規構築時に 自動で /var/www/sites/php-{複数バージョン}/test/public/index.php が設定されるようにしていますので、
hosts ファイルに以下のように書きます

アクセスするドメイン名の、 test の所は php-x.x.x/ 以下に設置したディレクトリ名、 7.2.0 のところは php のバージョン、それ以下は固定のドメインです。


10.0.100.100 test.7.2.0.php-multi.local.com
10.0.100.100 test.7.1.12.php-multi.local.com
10.0.100.100 test.7.0.26.php-multi.local.com
10.0.100.100 test.5.6.32.php-multi.local.com

ということで、各ドメインにブラウザからアクセスしてみましょう。以下のように表示されればOKです!
https でも(警告はでますが)アクセスができるので、試してみましょう。

追加で違うバージョンの php をインストールしたい場合は以下のファイルの php_versions の配列に追記します。


{
    "name": "vagrant",
    "description": "vagrant environment",
    "chef_type": "environment",
    "json_class": "Chef::Environment",
    "default_attributes": {
        "php_versions": ["7.2.0", "7.1.12", "7.0.26", "5.6.32"],
        "phpbrew_install_arg": "+default",
        "user": "vagrant"
    },
    "override_attributes": {
    },
    "cookbook_versions": {
        "example": "= 1.0.0"
    }
}

【php7.2 対応】 複数バージョンの php がそろった vagrant 環境を作ってみる ver1

ども、株式会社オズビジョン卜部です。

前回は 海外エンジニアと使う頻出英単語・英文 50選 のタイトルで @terra_yucco さんより、とてもおもしろい記事を書いていただいていました。意外と知っている英単語で会話できるんだと気付かされますね。

今回は
【php7.2 対応】 複数バージョンの php がそろった vagrant 環境を作ってみる ver1
というテーマでやっていきたいと思います。

というのは社内では複数のプロジェクトが動いており、そこで扱っている php が複数バージョンあるので、1環境で事足りるようにしたいなという思いと、 (vagrant いっぱい立てるのは重たいですしね)
2017年11月30日に php7.2.0 がめでたくリリースされたので、折角なので、最新版の環境も立てたいなと思ってのテーマです。

今回は ver1 ですので、 ver2 .. とやっていきます。。。
というのは、今回だけでは完結できなかったんですけどね。。

イメージとしてはざっくり以下のようなイメージです

こんな感じのことがしたい

  • 1 つの Vagrant だけで開発できるようにしたい
  • 複数の php のバージョンが扱えるようにしたい
  • Amazon Linux のイメージを使いたい
  • Apache の VirtualDocumentRoot を使ってディレクトリを分けて環境が使えるようにしたい

立ててみる

ということで、実際に環境を構築したので、 Vagrant の設定と、chef の設定を github に公開しました。

※ ライセンスは MIT にしています。 pull request 歓迎です!

https://github.com/oh-my-oss/multi-php-ec2

Readme に書いているように前提条件が揃っている環境で試しましょう。

ということで早速 clone してセットアップしてみましょう。


    $ git clone https://github.com/oh-my-oss/multi-php-ec2.git
    $ cd multi-php-ec2
    $ vagrant up --provision

    $ git submodule init
    $ git submodule update

    $ vagrant ssh-config --host php-multi.local.com >> ~/.ssh/config
    $ cd chef-repo
    $ VG_HOST=php-multi.local.com
    $ chef exec knife zero bootstrap $VG_HOST --node-name $VG_HOST
    $ php add-fqdn.php nodes/php-multi.local.com.json
    $ chef exec knife node run_list add $VG_HOST 'role[php-web]'
    $ chef exec knife node environment set $VG_HOST vagrant
    $ chef exec knife zero converge "name:$VG_HOST"

セットアップしたところ php 5.6.32, 7.1.12, 7.2.0 がインストールできました。

ここから、 fpm の設定や、 apache の設定を行いたいところですが、それは次回 ver2 に更新に乞うご期待!

ということで次の更新は アドベントカレンダー 3日目!
@smirax さんより jenkins について投稿いただけるとのこと。

とにかく `jenkins 困った` というワードがチャットやら、バックログやらで出てきたときには @smirax さんから颯爽と現れ、
手厚いサポートを行い、何もなかったかのように問題が解決し、颯爽といつもの業務に戻っていくという姿を何度見かけたことか!

どんな記事がでてくるかとても楽しみですね。